【数千年前の遺産】
おはようございます。
コドモゴコロクラブお茶目隊長のニ上です。
少し前の話ですが、上野の東京都美術館で開催されている、
「古代エジプト展 女王と女神」に行ってきました。
実は、この企画展自体にものすごく興味があったと言うよりは、
友人にお誘いいただいた日がたまたまあいていたことと、
「今年は美に触れるって、年初に言ってたじゃん!」
ということもあり、のっかって一緒に行かせていただきました。
ちなみに、ちょっと詳しい方のお話しによると、
女王は「権力」、女神は「権威」の象徴なので、
その観点を意識してみるといいですよ、と教えていただきました。
ほー。
と、それらを意識してみよう!と思って回ったのですが、
実際は女王の権力に関してはあんまり興味がわかず、
どちらかというと女神の方に注目してしまいました。
なんで女王に興味がなかったかというと、
国の偉い人なので、自分の権力を見せつけようとして
いろんなものを造らせたり、記録を遺そうとするのは
当然だと思ったんです。
だから、その女王が死んで後世になって造られたものでない限り、
本当に慕われていてすごい人だったかどうかは実際はよくわからないな、と。
美術館に展示してあったのは、女王が在任中に造られたものだったと記憶しています。
(ちがったらすみません)
対して女神というのは、女王という人に比べたら、
実態があるんだかないんだか、一見よくわからない存在です。
それを想像し、そして創造し、信仰するというのは、
とても想い入った行為だと思いました。
そしてそれが、時代を越えて何千年も残っていること自体が、
すごいことだなーなんて考えながら見ていました。
一緒に行った友人たちは、
「エジプトの文明は文化として、展示物としてのこっているけど、
対して日本の神社仏閣は、二千年以上前から今もかわらず続いていてすごいと
改めて思った!」
「今も昔も、人間の感情というものは変わらず、遺されたものに宿っていると
感じた」
など、さまざまな意見を聞かせてくださいました。
…ちなみに、元ゲーマーとしては、セクメトやカルナックなど、
聴いたことある女神の名前や地名が気になったことは内緒です…。
それでは、今日も楽しいこと、おもしろいことをたくさん見つけられますように!