【国境を越えるもの】
おはようございます。
コドモゴコロクラブお茶目隊長の二上です。
昨日は2歳の男の子と遊ぶ機会をいただきました。
積み木から始まり、おままごとをし、
最後は室内鬼ごっこ状態(笑)。
気づいたら夢中になってました…。
いちばん斬新だったのは、おままごとで作ったスープに
いちごとメロン、そしてバナナを入れたことでした。
「それ、新しいね」と言うと、
「あたらしい!?」と嬉しそうに笑っていました。
コドモの発想力、すごいです!
さて、今日は「国境を越えるもの」について。
国境を越えるものって、なんだと思いますか?
私がぱっと思いつくのは3つです。
そのうちの一つは、音楽。
これはわかりやすいですよね。
日本に来日ライブをする海外のアーティストや、
海外でライブをする日本のアーティスト。
言葉がわからなくても、音や雰囲気、気迫に惚れちゃいます。
それがよくわかる映画があって、
ちょっと古いんですが、Salsaというフランス映画です。
以下は、私が2004年にmixiを始めたての頃に書いた、映画のレビューです。
”2004年8月11日
「誰もお前のパスポートなんて気にしない。
それはお前自身のハートが感じるもの。
そして音楽からそれを消し去ることは出来ないだろう?」
「法律と暴力が人種差別に対して効力がない国であっても、
音楽が人々を一つにすることはよくあることです。」
ダンス映画って結構好きなので、なんとなく気になっていた作品。
いざ見てみたら、ダンスと音楽ももちろん素晴らしいですが、
その中に含まれたメッセージ性の強さ。
音楽に国境はない!!
先入観を持っていては、人と決して深い仲になれない。
白人だから、黒人だから、黄色人種(この映画では出てこないけど)だから、って。
分かり合えないと思ってしまっては、分かり合えません。
真っ白な気持ちで付き合うのがいいんです。
みんな同じ人間ですから。
キューバ人の恰好したヴァンサン・ルクールがとにかく最高です。
本来の肌の色の時より、ずっとかっこいい。
もうずっと見ほれてました。
あと、おばあちゃんがいいです。”
余談ですが、この映画のレビューをmixiで一番初めに書いたのが私でした。
さっき文章をコピーするために確認にいったら、なんとレビュー数が
190件を超えていました!
自分の好きな映画がほかの方々にも好かれているのは、嬉しいですね^^
国境を越えるもの、二つ目はスポーツ。
私は小学生の頃から約10年間水泳の選手コースで泳いでいました。
オーストラリアに引っ越した後も、
引越しによって一度やめていた水泳を再開して、
卒業するまで泳いでいました。
当時、ほとんど英語がしゃべれず、
相手の言っていることも聞き取れなかった私ですが、
12年生(日本でいうと高校3年生)になると
副キャプテンに任命されるようになり、
大会に向けてのチーム戦などで練習や合宿を重ねるたびに、
チームワークが強化されていきました。
チームの共通の目標に向かっているときは、
年齢も国籍も関係ないことを実感した数年間でした。
国境を越えるもの、最後は友情です。
前述のスポーツにも重なることはあるのですが、
水泳部では楽しい友人ができました。
アメリカから転勤でメルボルンに来ていたご家族とも
大変仲良くしていただき、
オトナになってからはフェイスブックでも再びつながり、
いまでも「お母さん元気?」などのやり取りもします。
メルボルン時代に家庭教師をしてくださっていた方とも
いまだに交流があり、彼女が日本に来るときは一緒にご飯に行ったりします。
また、オーストラリア在学中に苦楽を共にし、
家族ぐるみでいちばん親しくしていたのは韓国人の女の子でした。
今では東京、ソウル、と住む場所も働く環境もバラバラになってしまっていますが、
仲の良さは変わりません。
彼女は毎年、私の誕生日とクリスマスには、
ソウルからプレゼントを送ってきてくれますし、私も送っています。
それは、日本と韓国の国際関係がどうなろうと、
私たち個人間の友情にはなんら影響はありません。
フィギュアスケートでよく比較される浅田真央選手とキム・ヨナ選手も、
お互いよきライバルだけど、リンク外では友人だという話をネットで見ました。
国と国の話は、国益のかかっている問題なので、
私のような個人が国の対応や対策にとやかく言えることはないと思います。
でも、私は個人間の友情はいつまでも大切にし、
何かネガティブキャンペーンのようなニュースを目にしても、
「○○人だから」という目では見ないようにしたいと思います。
長くなりましたが、最後までお読みいただきましてありがとうございました。
それでは、今日も楽しいこと・おもしろいことをたくさん見つけられますように!