【和して同ぜず】
おはようございます。
コドモゴコロクラブお茶目隊長の二上です。
昨日は、定期的に開催している、
パーフェクトコース卒業生向けの継続フォローアップ勉強会でした。
ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました!
午前中は、これまでの数か月間にできたこと・できなかったことを発表し合い、
発表者がやる気になるように(ここがポイント!)アドバイスをし合いました。
「これができなかった」 ⇒ 「では、こうすべきだ」
こういう議論になると、自分がやりたいと思ったことではなく、
他人の期待に沿おうとして苦しくなる可能性があります。
× 一生懸命 ⇒ がんばる ⇒ 深刻 ⇒ 苦しい
◎ 本気 ⇒ 真剣 ⇒ 楽しい
上記は、弊社の代表があるセミナーで聞いてきたことですが、
上ルートではなく、下ルートに行けるように考えてみようとのことでした。
みなさん、思い当たる節があったのか、すごく頷いていらっしゃいました。
午後は、受講生の一人によるセミナーシェア会と(ふくちゃんありがとう!)、
成功者インタビューを行いました。
ゲストに、静岡で主にサロンの集客支援をされている齋藤英起さんをお招きして、
独立に至った経緯と、そのためのご縁のつなぎ方を教えていただきました。
英起さんは、学生時代に進路に悩んでいた際に、
数百人の経営者の方に会って相談していったそうです。
現在のお仕事をしていく中で、気を付けていることなどをお伺いしました。
メモが追いつかないくらいたくさんのことを教えていただきましたが、
その中でも特に印象に残っていることを記します。
・相手の話は「現在」「過去」「未来」を聞くこと
現在やっていること、それに至った経緯、そして将来どうなりたいか。
これを聞くと、現在と未来にギャップが生まれ、そのギャップを埋めるために
相手に対してどんな貢献ができるかを考えられるといいます。
そして、現段階で自分ができることを提供することで、
とても喜んでもらえ、ご縁が深まるとのことでした。
自分の強みが何か考えてもわからない場合は、相手の立場にたって、
何を求めているか考えることがポイント!
「話を聴く」、これだけでも相当な価値がある、とおっしゃっていました。
・まずは自分の本音をさらけ出す
本当は万人に合わせたいところですが、
人間の持ち時間は1日24時間と決まっている以上、
自分の価値観や理念と合わないと感じたら、
残念ながら付き合いをお断りすることも出てきます。
より自分の理想の人たちと深く付き合うためには、
まず自分の本音をさらけ出すこと。
拒絶反応を示す人がいる一方で、
受け入れてくれる人は必ずいるので、
そのうち見極められるようになるとのことでした。
このお話は、個人的にとても響きました。
なぜなら私、いつも思ったことをストレートに言うので、
よく注意されているからです(苦笑)。
思いついたことを何も考えず、加工せずに言うのは単なる自己満足で、
相手のことを考えていないことになる、と。
言わないと自分が苦しいし疲れるけど、
相手を傷つけるのも嫌だしどうしたらいいのか…
と、人知れず、ここ最近苦労していたのです(笑)。
でも、そんな自分だからこそ、本音で語り合い、
お互いのことを真剣に考えられる仲の友人が周りにいます。
しかも学生時代から、と永く続いています。
「あのドラマおもしろいよ」など、表面的な話よりも、
自分の心の内や人間関係をどう改善したらいいかなど、
内面的な話が多く、いつも学ばせていただき、気づかせてくれます。
そんな人間関係を心地よいしありがたいと思っていたので、極端な話、
今までの自分の人とのかかわり方がすべてダメだったとは思えず、
「本音は言っていいけど、表現を変えたらいいんだよ」と言われていたけど、
それでも自分の在り方まで改善を求められているような感覚が拭えず、
もやもやしていました。
今回、英起さんの話を聞いて、ようやく一つの結論に至りました。
それは、
「和して同ぜず」
この言葉がとてもしっくりきます。
君子は誰とでも調和するものだが、信念を曲げてまで人に合わせることは
決してしないという、論語に書かれているものです。
相手のことを考えた表現を選ぶ。
でも、自分の思ったことは話していい。
その在り方は、変えなくていい。
前から言われているのに、ようやくひと段落ついた気がしました。
苦悩した甲斐があったー(笑)。
あー、すっきりした。
あとは、表現力、ひいては「相手の立場に立つ」を強化していきます!
感情的にならない訓練ですね。
英起さん、たくさんの学びをありがとうございました!
それでは、今日も楽しいこと・おもしろいことをたくさん見つけられますように!
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