【太極拳から学ぶ、ボケ防止のツボと正座の話】
おはようございます。
コドモゴコロクラブお茶目隊長の二上です。
今日も太極拳からの学びを書きます。
先日、養生功(ようじょうこう)というクラスがありました。
気功と指圧とストレッチを混ぜたような感じです。
足のツボを入念に押して行ったのですが、
痛いポイントがいくつもありました。
季節により、痛いと感じる箇所がちがうのだとか。
私は今回、肺の箇所が痛かったです。
季節の変わり目だからでしょうか?
(風邪はひいていません^^)
第2の心臓と言われているくらいツボが集中している
足裏のツボも押し、足の指も押していきました。
足指の付け根と関節裏は押すと、とても痛いです。
普段触ることないですからね…。
あと、親指のてっぺんを爪で押すとボケ防止になるそうです。
でも、とても痛いので覚悟した方がいいです。
親指は脳の部分に当たるそうですから、それに関係しているようです。
指圧を終えると、話が進んで正座に関することになりました。
昔の日本人はいまのように椅子生活ではなかったので、
足腰が相当丈夫だったそうです。
なにせ、正座から跪座(きざ・爪先立ちの正座)になり、
そこから立ち上がるという行為自体がとてもよいスクワットになります。
(画像つきのサイトを見つけました)
立ち上がるときに重心を前に傾けると膝に負担がかかるので、
重心は常に真ん中とのこと。
いやー、太極拳と一緒です。
あと、跪座の状態から膝を浮かせて
重心を真ん中にしたまま歩き回ると、
鍛えられるのもありますが、
いいダイエットになるそうですよ。
こういう生活で普段足腰を鍛えていた上に、
粗食だった日本人に便秘というものはなく、
そのため和式トイレでも平気だったようです。
西洋人は肉食のために便秘がちで、
トイレに長くこもるから、洋式トイレのような形が
できあがったと聞いたことがあります。
正座も長時間座っているとひざに負担がかかるそうなので
あまり良くないとも聞きますが、
そこから立ち上がることよって足腰を鍛え、
野菜や穀物中心の食生活をする。
健康の秘訣かもしれませんね。
今はおいしいものの選択肢が増えてしまったので、
昔のような食生活を続けると物足りないかもしれません。
だから、ちょっと調子が悪いなーと思った時は、粗食にするといいかも。
ちなみに、20年くらい太極拳を続けている祖母は、
88歳の現在でも自転車に乗って買い物にいきます。
またもや太極拳を通して意外な発見をさせていただきました。
それでは、今日も楽しいこと・おもしろいことをたくさん見つけられますように!