周りが先輩だらけ【周りが先輩だらけ】

おはようございます。
コドモゴコロクラブお茶目隊長の二上です。
今日も太極拳からの学びを少し。

前回のブログ「実は『何も持っていない』状態の方がいい」でも少し触れましたが、
私の通っている太極拳のクラスでは、私がいちばん下っ端です。
技術的にも年齢的にも。

一緒に練習しているみなさまは、ご自身でもクラスを持てるほどの
先生クラスの方が多く、どこを見渡してもお手本だらけです。

周りが先輩だらけ。

この状況、今回が初めてではありません。
年齢的なこともあるでしょうけれど、
私はどこに行っても常に自分より進んでいる方々に囲まれていて
自分がNo.1になることはほとんどないです。

10代のころ、水泳の選手コースで泳いでいたときもそうでした。
一般クラスや、学校の同級生から見たら「水泳速くてすごい人」
だったかもしれませんが、選手コースではてんで遅くて体力もなく、
大会に出場してもいつも予選敗退。

オーストラリアで、英語が第2言語としてがんばって、それなりの
成績をあげていましたが、同じ境遇で私以上にがんばっている人は
他にもいたので、当然成績1位ではありませんでした。

社会人になっても、もちろん続きます。
人数が多く、必然的に先輩の多い部署となった配属先では、
いろんな先輩の良いところを少しずつ盗ませていただき、
自分のオリジナルにしていました

会社を飛び出し、個人事業をしていた時はなおさらです。
夢や理念がものをいう社会で、たくさんの尊敬できる方々に
お会いしてきました。

おかげさまでどなたからも教えていただけるし、
みなさんから、少しずついいところを吸収させていただけるので、
とてもありがたい環境にいます。

そして気づきました。
なぜ、自分は常に周りが尊敬できる人や先輩に囲まれているのか。

それは、常に謙虚にいて、慢心しないようにという、
自然の節理のようなものからの配慮なのではないかと思います。

なぜなら、自分以外の人は常に自分より何がしかに
秀でていることが当たり前になってくると、ふとした瞬間に
尊敬している人より自分が進んでしまったと感じると、
その人たちに幻滅してしまったり、
上から目線になってしまうのが私の悪い癖だったからです。

ロールモデルの入れ替わり時期ならば、そう感じることが
あっても不思議ではないですが、何事もやりすぎはよくないですからね…。

いつでもNo.1になれないというのは、劣等感を抱くのではないかと
懸念される方もいらっしゃるかもしれませんが、
私の場合はそれがかえってプラスに働いています。
(⇒ 前回のブログ

もちろん、たまには自分の成長を実感できるできごとがないと、
ついつい周りと比較し始めてしまいますが…。

どんな世界でも、追われる立場より追う立場の方が
失うものもなく、夢中になれますね。

自分が経験と年齢を重ねていけば、また心境の変化があると思います。
その時このブログを読み返したら、どう感じるでしょうか。
今から楽しみです。

それでは、今日も楽しいこと・おもしろいことをたくさん見つけられますように!