生きがいは、働く中にある 

【生きがいは、働く中にある】

おはようございます。
コドモゴコロクラブお茶目隊長の二上です。

私には太極拳の教室の中に、太極拳のことだけでなく、
仕事、人生について教わっている先輩がいます。
これまでに教わったことは数多くありますが、
ブログに書いた代表的なものは、

共感するのは、奇跡

人を惹きつけるのは、品格

貯蓄十両、儲け百両、見切り千両、無欲万両

 

などなど…

経験豊富な先輩は、私の不躾な質問や気づきにも
いつも丁寧に答えてくださいます。
ありがたやm(_ _)m

お聞きするまで知らなかったのですが、
先輩は以前、食関係の仕事をしていて、
日本に今ほどイタリアンが浸透する前に、
本場のイタリアンとはどんなものか知りたくて、
全ての仕事をほっぽり出してイタリアに修行に行ったこともあるとか…。

○○ソーセージを作ったのは、実は先輩だとか…。
「当時何も考えていなかったから特許取らなかった~!」
と、笑っていらっしゃいました。
す、すごい…!

ちなみに、今ももちろん、
現役で働いていらっしゃいます(会社経営)。

話は少し昔にさかのぼりますが、
ある時、私は人生設計に悩んでいる時がありました。
仕事があまりうまくいかず、いっそ誰かと結婚でもして
専業主婦になって、太極拳に集中してしまおうか…と
ふと思ったことがありました。

その時は冗談ぽくそれを言ったのですが、
先輩から出た言葉は、

絶対ダメよ!!

でした。

若いうちは仕事しなきゃダメ
そんな年齢からこっちの世界に来ちゃだめよ~」

「こっちの世界」とは、いわゆる修行者の道といいますか、
修行に没頭して現実を見ない世界、経済社会から離れてしまう
世界という風にとらえました。

あとからいただいたメールを意訳すると、

「人生は、どれだけ経験するかにかかっています。
太極拳で脳内の健康、広さ、創造性、緻密さなどが養われます。
これらは仕事をするには欠かせないものばかりです。
是非、生活、仕事に具体的に役立てて下さい」

とありました。

太極拳は、仕事をするからこそいかされるのだと、この時思いました。

そういえば、私に経営のことを教えてくださっている先生は、
二種類の生き方を教えてくださいました。

一つは、最低限、人に貢献しながらお金を稼ぎ、
倹約の美徳を持ちながら、ちょっとだけ寄付をするエコライフという生き方。

もう一つは、大志を抱くならばがっつりお金を稼いで人を雇用し、
稼いだお金を公的なものに使えというドリームライフという生き方。

どちらも、決して隠居しろとは言っていない

家庭に入るか、仕事を取るか。

そもそも、この2つを天秤にかけたのが
間違っていたのかもしれません。
自分の役割を絞りすぎて、
世界が狭くなりかけていたようです。

飽き性なのだから、いろいろ経験できないと
どこかで爆発するに決まっている(笑)。

女性の場合、結婚や子育てで仕事が止まることもあるでしょう。
今は、在宅でも仕事ができる時代なので、
完全につながりがゼロになることは
ないかもしれません。

私は、正直、将来自分が何をやりたいのか
はっきりわかっているわけではないです。
漠然と、50年後の日本の幸福度が
今のブータン並に高くなっていてほしいなとは思っていますが。

わからないからこそ、今、目の前にある仕事をし、
応援したい人を応援することにしています。

わからないから、お恥ずかしながら、
人の意見に左右されることもあります。

今は揺らぐ時期で、これを繰り返しているうちに
揺らがない何かができるかな…と期待して。

そして経験値を増やすために、40代、50代、
果ては60、70代になってもいろんな話で
人と盛り上がることができるように、
私は生涯現役でいきたいと思います。

それでは、今日も楽しいこと・おもしろいことをたくさん見つけられますように!

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