【貯蓄十両、儲け百両、見切り千両、無欲万両】
こんばんは。
コドモゴコロクラブお茶目隊長の二上です。
明日はいよいよ太極拳の個人戦デビューの日です。
種目は32式太極剣。
昨日、今日と練習に行ってきましたが、
大会前なのに結構ハードでした。
どれくらいハードかというと…三半規管がおかしくなるくらい(笑)。
明日はいい感じに力が抜けて、リラックスしてできるといいなぁ。
リハーサルのようなこともしてきたのですが、
本人の緊張とは裏腹に、周りの先輩方からは、
「落ち着いていたよ!キレイだった!大丈夫!」
と、温かいお声をかけていただきました。
そのお言葉を胸に、明日はがんばりますー。
さて、前置きと全然ちがうタイトルなのですが、
休憩のときに先輩から聞いた言葉がとても印象的だったので、
備忘録として書いておこうと思います。
その先輩は幼少の頃から、お父様の影響で
さまざまな経営者の方々と知り合いだそうです。
たくさんお会いした中で、今でも経営者として
生き残っていらっしゃるのはほんのわずかとのこと。
ビジネスを永続する条件とはどんなものか、
ということをお伺いしました。
一つ目は、コツコツと続けること。
二つ目は、時代の変化についていけること。
そして三つ目、これがいちばん大切なのですが、
とにかく執着しないこと。
あるお知り合いの経営者さんは見切りが得意で、
たとえ5000万円の投資をしても、期限がきたら
惜しまずに延長せずに切ってしまうそうです。
ふつう、大枚はたいて購入したものでしたら、
「もうちょっと、せめてあと数か月…」とか、
もったいながってなかなか手放せないと思います。
私はやったことがありませんが、株の投資なんかも同じでしょうね。
「もっと上がるかもしれない」「もう少し…」
そうして結局相場が下がり、売るに売れなくなる…。
判断力とかそういうことよりも、
こだわらない、執着しないことがキーだと感じました。
その先輩がお父様がおっしゃっていた言葉で
とっても好きだという言葉を教えていただきました。
「貯蓄十両、儲け百両、見切り千両、無欲万両」
貯蓄よりも儲けること。
さらに見切ることができれば最高だが、
それでも無欲にはかなわないという意味だそうです。
なーるほど。
コドモのおやつの取り合いから、
オトナの領土問題まで。
争いごとの大半は、執着によるものだとしたら。
何事にも過度にこだわらないことが、
人生を楽しく生きる秘訣なのかもしれません。
それでは、明日も楽しいこと・おもしろいことをたくさん見つけられますように!