【見返りは求めない】
おはようございます。
コドモゴコロクラブお茶目隊長の二上です。
先日、事務所の近くを半袖で歩いている
おばあちゃんを見かけました。
比較的暖かい日でしたが、
さすがにこの季節に半袖!?とびっくりしていたら…
”Excuse me!”
と声をかけられました。
おばあちゃん、日本人じゃなかったです^^
そのまま英語で道を聞かれ、
私も同じ方向へ行くつもりだったので、
途中まで一緒に行くことに。
目的の場所まで7、8分あったので、
せっかくなのでと思い、話しかけてみました。
聴くところによると、
おばあちゃんは出身はフィリピンですが、
今はカナダ国民とのこと。
今回、フィリピンに一時的に戻ったあと、
カナダに帰国する前に日本に寄ったとのことでした。
おや、フィリピン…
この話題は避けられないかなと思い、
“I’m sorry about the typhoon this time”
と話すと、台風がフィリピンを襲ったのは
彼女が日本に来たあとだったことを話してくださいました。
そして、
“We can do nothing about it. All we can do is to help!”
そうおっしゃっていました。
台風が起こってしまったことに対して何もできませんが、
支援はできる。
私も寄付をしたあとだったので、日本も応援しているよ!
という思いを胸に、強く頷いて別れたのでした…。
さて、先日フィリピンに寄付をした話の中で、
「ご縁の法則にもとづき、自分のした行いは必ず自分に返ってくる。
だからいいことをしたら、それに利息がついて返ってくる」
ということを書きましたが、大切なことを書き忘れていました。
それは、自分に返ってくることがわかっていても、
あえて
「見返りを求めないこと」
です。
…ん?
いいこと返ってくるのに、
見返りを求めないとはどういうこと?
と、混乱してしまいますよね。
例えば、正義のヒーローを見てみましょう。
ウルトラマンとか仮面ライダーとかなんでもいいんですけど、
彼らは悪者から地球を救ったからって、
「お礼をしてください」
と請求したことはないと思います。
むしろ、してきたら幻滅です(苦笑)。
助けられた相手はお礼をするどころか、
助けてもらったけど「なんかお礼するのが嫌だな」
と思ってしまうかもしれません。
見返りを求められると、
気持ちよくお礼ができない。
だから、たとえいいことをしても、
「お礼があるし」と思うよりは、
そのいいことを「するのが当たり前」のように
習慣にできたらいいなと思います。
私もまだまだ、すべてを習慣にできていないので、
自分の労力使うのにな~と思ってしまう場合は、
「いいこと返ってくるから、そこに損はない」
と思うようにしています。
損得勘定抜きで動けるようになるべく精進中…。
自戒の念を込めて書いています。
それでは、今日も楽しいこと・おもしろいことをたくさん見つけられますように!
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