人を頼るとお互いハッピーになる 

【人を頼るとお互いハッピーになる】

おはようございます。
コドモゴコロクラブお茶目隊長の二上です。

先日、京都在住の方が会社の事務所を訪問してきてくださいました。
5月に大阪でセミナーをした際に参加してくださった方で、
その当時は「人とのお付き合いは苦手!」とおっしゃっていたのですが、
東京で用事があったとのことで、時間を作って会いに来てくださいました。

ご自身でもこの一か月、大きな変化があったそうで、
思い切って来て良かったですと、目をキラキラさせてお話ししてくださいました。

実はお互い、太極拳や気功、HeroやLoversの映画に出てくる中国の衣装に
憧れるという共通点があったようで、大いに盛り上がりました。

彼女は独立を目指して、そのためには様々なスキルを身につけなくてはいけないと思い、
自己投資に大変なお金と時間を費やしてきたそうです。

お金の勉強をはじめる前に受けたいお金の授業では、
会社員から独立する際は、強みはいらない
ということをお伝えさせていただいているのですが、
本業では決して弱みを見せてはいけない場面の多い彼女にとって

大きなパラダイムシフトになったそうです。

弱みを見せることは、むしろ相手に出番を与えているのだから
良いことなんですよ、というお話をしました。

人は誰しも、認められたいという願望を持っています。
だから、頼られるのは実は嫌いじゃない人が多い。

「私はこれができません。だから助けてください」
素直に自分の弱みを出すと、ありがたいことに結構喜んで助けてくれます

自分も助けてもらってハッピー、
相手も「いいことちょきん」がたまってハッピー。

タイムリーにも、私が毎日読んでいる小田真嘉さんのメルマガにも、
似たようなことが書かれていたことを思い出しました。

<成長のヒント>

なぜ、人に頼めないのか?
なぜ、助けを求められないのか?

その理由は

・頼んだら迷惑かも、と遠慮している。

 ・自分でやった方が早い、と思っている。

 ・全体像を把握していなく、どこの部分を頼んでいいのか分からない。

 ・頼むために、いろいろと考えるのが面倒。

 ・頼んだ人が、もしできなかったとき、自分でやるのが大変。

 ・借りをつくりたくない。

 ・心のどこかで、相手を信用していない。

 

そもそも人に頼んだら
肩の荷が下りて、楽になるわけではない。

むしろ、その逆で
肩には、よけいに重荷がのしかかってくるもの。

しかし、それでもなお
人に頼むということは

 ・その人に快くやってもらえる段取り力が養われる。

 ・何が得意なのか、相手のことをちゃんと知ろうとする。

 ・役割意識が高くなり、責任感が強くなる。

 ・されど相手に期待しなくなり、いざのときの最悪の想定と準備をできるようになる。

 ・頼むことで、その人の活躍の出番をつくれる。

人に頼んだり
助けを求めることで

人生の質は高まり
まわりは豊かになっていく。

 

実は人に依頼するのは楽じゃないこともあるんですね。

人からの申し出を受けるのは、相手を認めること。
相手の好意を受け取ること、つまり自尊心を高めることなので
どんどん受け入れた方がいいと理解しました。

先日、講演を拝聴した浅利さんは、
電車で席を譲られたら
まだまだ元気で座る必要はないが、
譲ってくれた相手の勇気と好意を受け取るために座るそうです。

自分のためでなく、相手のために人を頼るということを教えていただきました。

私は普段から人を頼ってばかり、助けられてばかりですが、
よく道を聴かれたりするので、そういう時には「お役にたてた感」を
味わわせていただいています(笑)。

これからも、気持ちよく相手のお役にたてるような人間になりたいと思います。

それでは、今日も楽しいこと・おもしろいことをたくさん見つけられますように!