【イメージ力って大事】
おはようございます。
コドモゴコロクラブお茶目隊長の二上です。
すごい雨風ですね。
外出の際には十分お気をつけくださいね!
今日も太極拳から学んだ話をしたいと思います。
このブログは太極拳ネタばかりなんですが、
ある意味仕方がないことに気づきました(笑)。
今までどこにもアウトプットしたことがなかったもので。
でも、太極拳から学ぶ、日常や仕事にいかせる話を
書いているつもりですので、どうぞお付き合いくださいm(_ _)m
さて、今日の話は「イメージ力」についてです。
太極拳ははたから見ると、力がどこに入っているのか
どこにも入っていないのか、どんな力がどこから湧いて出て
どこへ放出されているのか、わかりにくいと思います。
習い始めのころは、套路(順番のこと)を覚えて先輩を見習って
表演するのですが、なんとなくどこかちがう。
なんだか私のは吹けば飛びそうに弱い感じで、
先輩のはどっしり地に足がついていて伸び伸びしていて力強い。
何が違うのか。
これがまさに、どこから力が湧いてどこへ向かって放出しているのかを
理解しているかどうかに違いでした。
ただ、「太極拳実技テキスト」や本屋さんで売られている太極拳の
ノウハウ本を読んだって、ちっとも理解できません。
(私は特におバカで感覚で覚えるタイプなので)
直接指導していただいて、ようやく
「なんとなく」わかるステージに立てます。
この時、とてもありがたいのが「たとえ話」に置き換えてくださること。
例えば、
「背中をふくらませる」という話をするときは
「イセエビが脱皮するように」とか、
「腕の下側に気を集中させるとき」は
「振袖(二の腕)※重くして」とか、
太極拳を表演するときの目線は常に水平なのですが、そのときは
「水平線の向こうの貨物船を見るように」など、
とにかく想像しやすいような言葉で説明してくださいます。
よく自己啓発の世界でも
「人はイメージしたものしか実現できない」
というように、太極拳の世界でも同じことが起こっています。
理論だけ言われても、それが具体的に何を指しているのか
イメージできないと、なかなか行動レベルにまで移せないですよね。
たとえば昨年、私がご縁をいただいてとあるPTA向けに
「未来を生きる子どものための金銭教育」というテーマで講演を
させていただいたことがあります。
講演の中で、「どうすれば時代に負けない人を育てられるか?」
というテーマがあり、その一つに「子どもの話をよく聞く」というものが
ありました。
それだけ聞くと、「ふーん」とか「そうね」で終わるのですが、
そこできちんとたとえ話をすることにより、みなさん頷いてくださいました。
よく、自己啓発の中で
「計測されるものは改善される」とありますが、
これもこの理論を聞いただけでは「ふーん、そう」で終わりますが、
ここでもたとえ話をすることにより、説得力が増しますね。
そういえば高校生の時、当時メルボルンの現地校に通っていた私は、
宿題の内容をチェックしていただくために、
定期的に家庭教師に来てもらっていました。
先生は、私が英語で理解できないことががると、
”For example…”
と、よくたとえ話に置き換えてくれていました。
なにげに10代のころから、イメージ力の重要性を学んでいたんですね。
いかさねば…
ちなみに今月26日に、「会いに行ける起業家セミナー」を開催します。
現在会社員の方で、「起業したいけどイメージがわかない…」という方は、
一度こちらのページを覗いてみてくださいね。
思いがけず最後は会社の宣伝になってしまった(笑)。
それでは、今日も楽しいこと・おもしろいことをたくさん見つけられますように!
※ 正しくは、「二の腕」ではなく、肩を落とした時に感じられる「腕の重み」のようです!
(2013年10月19日訂正)
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